外国人労働者の為の「やさしい日本語」とは?

「やさしい日本語」とは、難しい専門用語や複雑な敬語表現を避け、短く明快な言葉で伝える平易な日本語のことです。

もともとは1995年の阪神・淡路大震災を契機に、十分な多言語情報がない中で外国人住民に情報を迅速に伝える手段として注目されました。

 

近年、日本で働く外国人が急増し国籍も多様化する中で、行政情報や生活情報を多言語翻訳するだけでなく「やさしい日本語」で提供することが政府全体の方針として推進されています。

その目的は、日本語に不慣れな外国人労働者を含む在留外国人にも、国や自治体の重要な情報や職場ルールを確実に届け、安全・安心に生活就労できるようにすることにあります

どこで「やさしい日本語」を使う?

 

職場での安全確保にもやさしい日本語を取り入れる動きがあります。厚労省は2022年度、「外国人労働者安全衛生管理の手引き」を改訂し、労働災害防止策の一環として作業場でのやさしい日本語活用を提言しました。この手引きでは、「はっきり言う」「最後まで言う」「短く言う」という**「ハ・サ・ミの法則」**(簡潔明瞭に伝えるコツ)を紹介し、言葉の壁を越えるコミュニケーション手段として易しい日本語を強く推奨しています。

なぜ「やさしい日本語」を使う?

 背景には、外国人労働者の労災件数増加(2021年は死傷者5,715人で前年より1,000人以上増加)という課題があり、言葉の伝達不足が事故要因の一つと指摘されています。

こうした状況から、初めて策定された2023~2027年の労働災害防止計画に外国人労働者対策が盛り込まれ、安全衛生教育マニュアル等でのやさしい日本語活用が打ち出されました。

厚労省は今後、現場に即した具体策の徹底を呼びかけており、やさしい日本語で安全ルールを指導・周知することもその重要な柱となっています 

 

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